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黒部ダムと称名滝を堪能した

昨年の10月、NHKの「ブラタモリ」で黒部ダムが紹介された。

 

黒部ダムの奥深い歴史や迫力ある放水を見て「行きたい」となり、「夏に行こう」となった。

 

黒部ダムに行くついでに、標高2450mの立山の室堂(みくりが池周辺)で散策を楽しんだり、落差日本一(350m)の称名滝を見ようとなった。

 

これらに行くには「立山黒部アルペンルート」を通る。信濃大町駅から立山駅まで、バスやケーブルカーやロープウェイなど、7つの交通機関を乗り継ぎ横断する。

 

予定としては信濃大町駅周辺に宿泊し、翌朝の6時頃に出発。バスなどを乗り継ぎ黒部ダムへ向かう。黒部ダムでは放水や四方の山々の景色を存分に楽しむ。

 

その後、室堂に向かい、みくりが池周辺を高山植物や周囲の景色を眺めながら散策する。そして、立山駅に向かい、そこから称名滝に行き、落差日本一の勇壮さを堪能する。

 

その後、立山駅から富山駅に向かい17時頃到着。そして、富山の名物料理を楽しんだあと、新幹線で東京に向かう。

 

以上のような予定を立てた。すると、富山出身でアルペンルートに詳しい知人が、次のように言う。

 

「アルペンルートは乗り換えがとても多く、それぞれの便数が少ない。至る所でツアー客などでごったがえして乗り換えのロスが大きい。また、見どころが多く、とても予定通りに行かない。特に、称名滝はバスの本数も少ないし時間が掛かるので省略した方がいい」

 

ということで、称名滝を省いて改めて予定を立てた。具体的な期日は、728日(土)に信濃大町駅の近くに泊まり、翌29日(日)に黒部ダムなどアルペンルートを楽しむというものである。

 

いよいよ期日が近づいた。ところが、である。出発の3日前の報道によると、台風12号が発生し29日に現地の近くを通過する見込みと言う。

 

ゲゲゲッ……。これでは交通網が寸断されたり、風雨のため観光どころではなくなる恐れがある。

 

再び、ところが、である。その後、台風が進路を少しずつ変え、当日は影響を及ぼすことはなかった。

 

予定通り黒部ダムを堪能したあと、混雑が予想されるケーブルカーに向かった。ところが、まったく混雑していない。台風が来るというので来訪をやめた人が多くいたようだ。

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かくしてスイスイと進んだ。「これでは称名滝に行けるのでは…」ということで再検討をすると、予定を少しずつずらすなどして柔軟に対応すれば充分行ける。

 

結果、台風のおかげで、落差350m(東京タワーより高い)称名滝を見て堪能するだけでなく、その水しぶきを存分に浴び元気をもらった。

発生時には台風は災いと思った。ところが、その後幸いに変わった。それまでの常識ではムリだと思ったことが、状況の変化により実現できた。

 

このように、従来の常識では「こうだ」と思われたことが、実際には(そのときの状況によって)変わることがよくある。

 

以上、天候も経済の状況も刻々と変化する。従来の常識にとらわれず、そのときの状況をしっかりつかみ、そして柔軟に対応することが重要である。


【2018/07/31 09:30】 | 柔らかい発想 |


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