全自動洗濯物折り畳み機、いよいよ登場

このたび、阪根信一さんの講演を聞く機会があった。

彼は1971年生まれ、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社の代表取締役社長である。

この会社の資本金は58億円。創業2011年2月。設立2014年7月。コンセプトは次の通り。

 私たちは、世の中にないモノを創り出す技術集団です。

 「世の中にないモノ」
 「人々の生活を豊かにするモノ」
 「技術的なハードルが高いモノ」

 分野を問わず、この3つの条件をクリアするテーマを選択し、果敢に挑戦します。世界一、イノベーティブな会社へ!

この会社の主な事業(製品)は以下の3つ。それぞれ分野が違う。

 1.カーボンゴルフシャフト
 2.鼻腔挿入デバイス「ナステント」
 3.全自動洗濯物折り畳み機「ランドロイド」

カーボンゴルフシャフトは、完全オーダーメイドの高品質・高性能のゴルフ商品。2014年3月、販売開始。

「ナステント」は、鼻から挿入するチューブ状の一般医療機器。いびきや睡眠時無呼吸に効能を発揮。2014年7月、販売開始。

「ランドロイド」は、洗濯物を自動で折りたたみ仕分けするロボット。2017年3月、販売開始予定。スペックや価格はまだ未定。

さて、講演の中で印象に残っていることは以下の通り。

イノベーション(技術革新)において最も重要なことは、テーマの選び方である。

今のトレンドに注目してもダメ。誰かがすでに着手している。競争に飲み込まれる。

自社の得意技術を活かすのもダメ。ニーズや市場があるとは限らない。

大手企業(家電メーカーなど)の研究所から新商品が生まれないのは、以上の二点にとらわれているから。

このような目先のことではなく、人々は何を求めているか、ここに着目する。

今あるものを見ても改良品しか生まれない。まだないもので、人々が求めているものに着目する。その結果が「ナステント」であり、「ランドロイド」である。

阪根さんは、中高時代に本田宗一郎(ホンダの創始者)や井深大(ソニーの創始者)の本を読んで刺激を受けたという。

わたしの愛読書である『わが友 本田宗一郎』(井深大著・ごま書房)によると、「すでにある技術や手法にはこだわらず、とにかく目標に合ったものを探していく」のが二人のやり方。

このやり方を阪根さんは受け継ぎ実行している。だから、まったく分野の違った3つの製品が生まれた。

彼は、「技術をどこからか持ってきたことはない。すべて自分たちで創り上げた」という。

そうしてできた「ランドロイド」。売れるかどうか、大いに注目される。
詳細はこちら。https://laundroid.sevendreamers.com/



【2017/01/28 18:23】 | 前に進もう |


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