目先の対応をするな

私たちは何か問題が起こると、ついつい目先の対応をしています。たとえば「商品が売れないと値下げをする」といったようにです。

 

もう10年ほど前のことですが、ヒザが痛くなりました。そこで医者に行くと、薬(痛み止めの薬と湿布薬)を処方してくれました。

 

しかし、「薬を飲む」「湿布を貼る」というのは、目先の対応(応急的な処置)に過ぎません。その場しのぎで、薬がきれるとすぐまた痛くなります。

 

なかなか治らないので本などで情報を集めると、「ヒザの骨同士が接触して痛むので、接触しないようヒザの周りに筋肉をつける必要がある」ことがわかりました。

 

つまり、運動不足により足の筋力が低下していたのです。そこで、「ヒザの周りに筋肉をつける」ことにしました。

 

そのために、「通勤時に3駅前で降り、約40分ウォーキングをする」ようにしました。すると、次第に快方に向かい3カ月ほどで治りました。

 

「薬を飲む」「湿布を貼る」といった目先の対応をするのではなく、「ヒザの周りに筋肉をつける」というように、本来あるべき対応をすることの重要性を痛感した次第です。

 

医者と言えば、名医ともいうべき人がいます。

 

NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』に登場した酒田市の歯科医・熊谷崇さんです。

 

熊谷さんは「虫歯を治療する」といった常識的な(目先・小手先の)対応ではなく、「住民が一生、虫歯にならない」よう、医者としてあるべき対応をしています。

 

これにより、彼の診療所に通う子どもたちの約8割が、20歳になっても永久歯に虫歯が1本もできないなど、世界でも稀な素晴らしい成果を上げています。

 

わたしたちも、目先の対応ではなくあるべき(望ましい)対応をしたいものです。それが真のプロだと思います。

 


【2016/12/26 17:08】 | 前に進もう |


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