まずコンセプト

わたしたちは新しいことを考えるとき、たとえば新しい商品を企画するとき、たいていの場合、今までの延長で考える。

 

その結果、出てくるアイデアや企画は従来の改良程度のものにとどまる。

 

たとえば、携帯電話のこと。多くのメーカーの企画担当者は、既存の携帯電話の改良に走った。

 

「ボタン操作をもっと楽にする」「形状や大きさ、デザインを変える」といった、従来の延長線上で発想した。

 

そうした中、アップルのiPhone(スマートフォン)が登場した。今までにない独創的な商品であった。

 

「携帯電話にはボタンがあるものだ」とみんな思い込んでいたが、そのボタンがない。画面をさわるだけで操作できる。

 

このように、新しいアイデア・企画を考えるとき、改良や従来の延長に留まらず、創造(革新、飛躍)が求められる。

 

では、そうした創造はどうしたら生まれるか。

 

何より重要なことは、コンセプトである。アップルの場合、「シンプルさ」をコンセプトにしている。確かにiPhoneはシンプルである。使いやすい。

 

コンセプトとは目標、あるいは目指す姿である。「どうなればよいか」である。

 

多くの人は、「どうすればよいか」と手段や方法にとらわれている。そのために、従来の延長線上での発想しかできない。

 

そこで、「どうなればよいか」と目指すものを明確にする。その上で、「どうすればよいか」と手段・方法を考える。すると、創造的なものが生まれる。

 

 

ところで、わたしは「柔軟発想 実践セミナー」を企業や公共団体に出向き行なっているが、問い合わせや申し込みがここ半年間グンと増えた。

 

「今までにない商品を企画したい」「従来にない発想をしたい」というニーズが高まっているからだ。

 

実践セミナーでは仕事の案件に取り組むが、今までにないアイデアや企画が次々と生まれている。嬉しい限りである。

 

大事なことは、目先の手段・方法を追い回すのではなく、目指す所をはっきり決めて(コンセプトやテーマを明確に立て)アイデアを考えることである。

 

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【2015/03/29 17:35】 | 快想BOX |


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