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ヒントを書けばアイデアが出る

アイデアは、能力(発想力、創造力)が高いと出るように思われている。

 

天才的な能力をもつ人が、いきなり閃いてアイデアが出るように思われている。しかし、これは間違っている。

 

アイデアはヒントがあって出る。何かを見たり聞いたりして、それがヒントとなって出てくる。

 

たとえば、アルキメデスは水が湯船からあふれ出るのを見て、それをヒントにアルキメデスの原理を発見した。

 

ワットも、やかんが沸騰するのをヒントに蒸気機関を発明したと言われている。

 

このように、見て聞いて、それをヒントにアイデアが出てくる。いきなり閃くのではない。

 

ヒントを得る方法は、見る・聞くこと以外にもう一つある。それは書くこと。

 

ヒントとなること、たとえば状況や声を書くことでアイデアが出る。

 

たとえば、お弁当屋さんの場合、あるお年寄りから「量が多くて食べきれない」という声(つぶやき)を聞いたとする。

 

ただ聞くだけでは聞き流してしまう。ところが、「量が多くて食べきれない」と書くと、「だったら、お年寄り用のミニ弁当を作ろう」となる。

 

こうして声を書くことで、それがヒントとなってアイデアが出てくる。

 

アイデアが思うように出ないというあなたに、ヒント(状況・声)を書くことをぜひお勧めする。

 

ちなみに、ヒントを書いてアイデアを出す発想法を「T発想法」と呼んでいる。

 

T発想法について、詳しくはこちら

 


【2018/12/10 14:40】 | 柔らかい発想 |


抱えているテーマを放置しないで取り組む

わたしは企業や公共団体にお伺いして、「柔らかい発想 実践セミナー」など、アイデア発想法の実践研修を行なっている。

 

受講者は、仕事でさまざまなテーマ(問題・課題)を抱えている。

 

たとえば、「新商品企画」「売上アップ」「新技術開発」「コストダウン」「納期の管理」「業務の効率化」などのテーマである。

 

これらのテーマを達成したいのだが、「忙しい」「面倒だ」「難しい」などの理由で思うようにいかない。

 

そこで、わたしの研修を受講し、テーマを達成するアイデアの出し方を身につける。とともに、実際にアイデアを出し成果を上げる。

 

わたしの研修は講義をするだけでなく、実務のテーマ(問題・課題)に取り組み、発想手法を用いて実際にアイデアを出し企画・提案書にまとめる。

 

それを実務の中で実践し、結果を報告してもらっている。その結果、約8割の人がテーマを達成している。

 

大事なことは、抱えているテーマをそのまま放置しないで取り組むことである。

 

一例を挙げよう。技術リーダーのUさんのこと。彼のグループには彼を入れメンバーが5人いる。残業が多いので何とかしたいと思っていたが、そのままになっていた。

 

彼はわたしの研修を受講した機会に、「メンバー全員の残業時間を30%減らす」という目標を立て取り組んだ。

 

その結果、「各担当にサブ(副担当)を決めておき、お互い手伝うようにする」というアイデアが出てきた。

 

このアイデアを実行したところ、お互い協力し合うことで、急な仕事や手の掛かる仕事にもスムースに対応できるようになった。

 

その結果、残業時間をメンバー全員で月に190時間から115時間(一人当たり38時間から23時間)にすることができた。約40%の削減である。また、特定の人への残業の片寄りも大きく改善された。

 

以上のように、抱えているテーマを放置しないで取り組むことが重要である。

 

なお、「柔らかい発想 実践セミナー」のページはこちら


【2018/12/03 18:49】 | 柔らかい発想 |


ちょっと話しかける

先日、東京駅から東海道新幹線(ひかり号)に乗って関西方面に向かった。

 

途中の駅から、二人がけの隣の席に60歳くらいの男性が乗ってきた。

 

わたしは通路側の席で、ときどき外の景色を眺めていると、その人が見ているパンフレットが目に入った。京都や奈良の観光パンフレットであった。

 

その中に、レンタサイクルに関するものがあったので、「レンタサイクルで京都・奈良を見物ですか」とさりげなく話しかけてみた。

 

すると、「一週間かけて飛鳥路などをゆっくり回りたい」とのこと。そして、おおよその予定を紹介してくれた。

 

その予定の中に室生寺が含まれていなかったので、わたしは「国宝の五重塔はとても素晴らしいですよ」と勧めた。

 

すると、彼も京都・奈良の見所をいくつか紹介してくれた。その中に、京都の清涼寺(嵯峨釈迦堂)があった。

 

清涼寺は初めて耳にした所。さっそく立ち寄ってみた。すると、堂々とした仁王門が実に素晴らしかった。すっくと立つ姿は「嵯峨野の顔」と称されているという。

 

こうしてちょっと話しかけることで、世の中にはさまざまな人がいること、素晴らしい所があることがわかる。

以上のように、わたしは最近、機会があれば、人にちょっと話しかけるようにしている。

 

話を通じて視野が広がるからである。また、話を聞くことがほんのちょっと社会貢献につながるからである。

 

清涼寺について、詳しくはこちら。

http://www.kyoshri.grats.jp/tr1122.html

 


【2018/11/25 09:34】 | 柔らかい発想 |


失敗を活かすことができる

このたび関西に行く機会があり、京都に立ち寄り嵐山などの紅葉を楽しんだ。

 

ついでに趣味のつけ麺を食べようと、あらかじめ調べた店を訪れようとそこに向かった。

 

駅を降り、その店の方角に向かったが、なかなか見つからない。

 

そこで調べ直すと、駅を間違って降りたことがわかった。

 

行き直すという手もあったが、「京都に来たのだから、京都らしいものを食べなさい」という仏のはからいだと思い、近くで何か食べることにした。

 

たまたま老舗のそば屋さんがあったので、そこで食べることにした。

 

「せいろ」を頼んだが、これがうまい! 特に、そばつゆが実にうまい!!

 

京都の名水をベースに作っているとのこと。

 

駅を間違ったのは失敗だったが、おかげで普段味わう機会のない、うまいそばを食べることができた。

今後はつけ麺に加え、そばも趣味の一つに加わりそうだ。視野が広がった。

 

このように、災い転じて福となることがよくある。柔軟に対応すれば、失敗やミスを活かすことができるのである。

ちなみに、そば屋さんは「本家尾張屋 本店」。1465年(応仁の乱の2年前)に菓子屋として創業。1700年頃にそば屋を始めた超老舗である。

 


【2018/11/19 18:28】 | 柔らかい発想 |


ひと工夫しよう

何かをやるとき、今まで通りやるか。それとも、ひと工夫するか。

 

ここに、小冊子が100部以上ある。

 

これを数えるとき、通常は片手で小冊子をつかみ、1部または2部ずつ数える。慣れた人なら、お札を数えるように5部ずつ数える。

 

このようにして100部以上数えるのは面倒である。そこで、ひと工夫する。

 

上皿秤を使い、重さを量る。こうすれば、秤の上に小冊子を乗せるだけで簡単に部数がわかる。

 

たとえば、公文の教材(小冊子)の場合、重さが1部20グラムなので、重さを部数に換算すると簡単に部数がわかる。

 

話は変わって、秀吉の軍師の竹中半兵衛のこと。

 

あるとき、他の多くの同輩とともに、重臣から招かれご馳走になった。酒宴が盛り上がっているときに、強い地震が起こった。

 

みんな「すわっ!」と、刀を置いている別室へ飛び込み自分の刀を探したが、どれも似ていて誰の刀だかわからない。

 

ところが半兵衛だけは、みんなとは逆の方向に刀を置いていたのですぐわかり、自宅へと急ぎ火災に備えることができた。

 

さすが軍師、日頃から工夫を怠らない。

 

半兵衛ほどではないが、わたし似たようなことをやっている。

 

ビニール柄の部分にカラーの輪ゴムを巻きつけているこうしておくと人が多く集まる所へ行っても傘を間違えないし、すぐに見つけることができる。

 

以上のように、ひと工夫することで物事がスムースに進む。

 

何事も短絡的に今まで通りやるのではなく、ひと工夫しよう。

 

ひと工夫の積み重ねが大きな差になる。


【2018/11/12 18:41】 | 柔らかい発想 |


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